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とよさかブログ。日々の祭事や、出来事、阿佐ヶ谷お店情報など。

大改修竣工

2009 年 10 月 15 日

宮司挨拶

神明宮 宮司 斉藤博明

 今上陛下御即位二十年、御成婚五十年の佳節に当たる本年、当宮におきまして「平成の大改修」が滞ることなく完成致しましたこと、ここに謹んでご報告申し上げます。併せて関係する皆様方からの物心両面に渡る真心こもるご奉賛と激励に対し、厚く御礼申し上げます。

 思い返せば、今から遡ること二十余年、昭和六十三年に先代が中心となりそれまで老朽化し手狭であった社殿に代り、総桧・神明造のご社殿が完成致しました。いつの時代もご造営は大変な苦労を伴いますが、当時は好景気もあり処分した土地の価格が予定以上であったため、計画の途中でコンクリート造から木造に変更したり、新たに神門を追加したりと大幅な設計変更があったと記憶しております。そうした紆余曲折もあって、素晴らしい社殿にも拘わらず、全体的計画を見直したり神明造というシンプルな形式を生かす工夫をする時間的な余裕がなかったのかもしれません。今回の大改修は境内地がかなり拡張できたこともあり、都内では数少ない神明造の御殿・神門を生かし出来る限り森と調和させていこうと、二十年間温めてきたアイデアを随所に反映させたつもりです。素より大きな社殿でしたが、ゆとりのある空間の中で、同じ社殿でありながらその輝きと風格は格段に増加し圧倒されるような迫力さえ感じます。

 外苑には従来の神楽殿を解体し様々な部材を再利用して本格的な能楽殿を設けたことにより、神門を境に荘厳で格調の高い内苑と開放的で華やかな外苑が実現されました。これは神社が「祈りの場」であるとともに「伝統文化継承の場」であるという側面にも重点をおいたとご理解下さい。

 今後はこの立派な神社に恥じないように宮司以下、職員一同誠心誠意神明にご奉仕して参る所存です。同時に私にとりましてこの度の改修は決して終着点ではなく新しい神社の歴史の出発点と位置付けておりますので、今後ともご関係各位の忌憚ないご意見を頂戴できますれば幸いでございます。また社頭の賑わいはさらに御神威を増してまいります。皆様に於かれましても「素晴らしい神域である」と感じて下さいましたなら、一人でも多くの方にご参詣をお勧め下さりますようお願い申し上げます。
 
 以上、甚だ意を尽くしませんが決意とお願いを申し上げながら、御礼のご挨拶を申し上げます。

平成の大改修

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