
お札は新しい年を迎えるにあたり、一年間お祀りしたお神札を、粗末にならないように神社に納め、浄火によって焼納(お焚き上げ:おたきあげ)していただきます。お守りも同様にお考え頂ければよろしいかと思います。
毎年新しくする理由は、神さまが清浄を第一とすることと、さらに御霊威を新たにされた神さまの、その生命力にあふれた御霊(みたま)の力をいただき、一層のご加護を願うためです。
今までお祀りしていたお札や、お守りは、1年間が無事に過ごされたことを感謝して、お礼参りをして納めましょう。どうしても頂いた神社までいけない場合は、お近くの神社でも結構ですので、感謝の気持ちを忘れずに、お納め下さい。
厄除や方位除(当社では八難除)の授与品である御神箸は普段のお食事にお使い下さい。箸は日本の食文化と大きなつながりもあり、日本人の食生活に大きな意義を持っております。
祈願または祈願成就の感謝の証として神社に奉納する、馬の絵を描いた額のことを「絵馬」といいます。絵馬の形は、板の上部を山形にしたものが大半を占め、これにそれぞれの願い事を書いて奉納します。日本では古くから、神さまの乗り物として馬が神聖視され、お祭りや祈願のときには、神馬(じんめ)といって生きた馬を神に奉納する風習がありましたが、その代わりとして、板に馬の絵を描き奉納するようになったのが絵馬の起源とされています。
絵馬が一般大衆に広まったのは、鎌倉時代以後のことです。その頃から、馬の絵の他にもさまざまな動物(キツネやへビなど、お祀りされている御祭神と関わりのある動物)も描かれるようになりました。さらに時代が下るにつれて図柄は多様化し、病気平癒を願う絵馬(例えば、目を病んでいる人のために目の絵が描かれている絵馬など)の他に、安産や子育てなどの絵馬が次第に増えてきました。 最近では入学祈願や就職、良縁を求めるための絵馬が増えています。
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古代の人は、さまざまな危険や災難から心身を守るために、石や骨、鏡や剣といった呪物(霊威をもつ物)を、身近に携えていました。そうすることにより、神様のお力で心身を守れると信じられていたのです。のちにその呪物が時代とともに形を変えて、「お神札」や「お守り」となったのです。 もちろん古代と現代とでは、その内容も信仰の形も違います。お神札は、家内安全や火災、疫病といった災厄からも私たちを守ってくれるもので、主に神棚にお祀りしたり、門口や柱に貼ったりします。
お守りは、お神札を小型化したもので、木片や紙片に神社名が記されています。 それをお守り袋に入れて、常に身につけておきます。お守りには、肌守りを始めとして、厄除や良縁、安産、交通安全、学業成就などを祈願した、さまざまな種類のお守りがあります。これらのお神札やお守りは、神職が神前にてお祓いと祈願を済ませたものを授与しておりますので、神霊の御分霊が宿ったものなのです。
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「神宮大麻(じんぐうたいま)」とは、伊勢神宮の御祭神、天照大御神(あまてらすおおみかみ)のお神札(おふだ)のことをいいます。昔は「御祓大麻(おはらいたいま)」とか「お祓いさん」ともいわれ、御師(おんし)と呼ばれる神宮の神職たちによって全国に頒布されていました。
御師は、崇敬者を檀那と呼び、毎年檀那場という一定の決められた地域を、一定の時期に訪問して廻り、その際に御祓大麻を頒布しました。このような御師の活躍によって、全国に神宮のご神徳が広められ、現在のように、神宮大麻を神棚にお祀りすることが確立したのです。
明治五年、御師による頒布は廃止され、御祓大麻という名称も、神宮大麻と改称されました。そして、神宮大麻は市町村あるいは神職会を通じて、頒布されるようになりましたが、昭和二十一年からは、神社本庁が委託を受けて、頒布することになったのです。 神宮大麻の頒布数は、昭和18年に千二百万体を記録したものの、戦後は一時大幅に減少しました。現在では一千万体を目標に頒布活動が行われています。
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