令和4年の新嘗祭が11月23日に斎行されました。
ご神前には五穀はじめ新しくとれた御神酒やお米を供え、今年一年の稔りの感謝を申し伝えました。
あいにくの雨でしたが食物の成長には必須。草木も喜んでいる事でしょう。
神道には日々の食事で感謝を伝えるための和歌がある事はご存知ですか?
食前と食後、神様に感謝の詞を捧げます。読み上げの際には作法がありますが、気になる方は是非調べてみて下さい。
食前「たなつもの 百の木草も 天照 日の大神の めぐみえてこそ」
食後「朝よひに 物くふごとに 豊受の 神のめぐみを 思へ世の人」
食べ物はお日様や雨など自然のお恵み、沢山の人の協力があって我々の元に届きます。
神様を始め食物にも、顔の見えない誰かの為にも「いただきます」「ごちそうさま」を伝えられる人になりたいものです。
__令和4年11月23日__