地鎮祭(じちんさい)とは何ですか

 建物を建てるときに先立ち、基礎工事に着手する前に、その土地をお守りいただいている神さまをお迎えして、工事の安全と守護を祈念する祭儀を「地鎮祭」といいます。 地鎮祭を「とこしずめのまつり」と訓読みにしたり、「地祭(じまつ...

上棟祭とは何のお祭りですか

家の柱立てを終えて、棟木(むなぎ)を上げるにあたり、工事安全と建物の堅固長久を祈念する祭儀を「上棟祭」あるいは「棟上げ(むねあげ)」といいます。 中央の柱に御神名、屋船久久遅命(やふねくくちのみこと)・屋船豊宇気姫命(や...

氏神(うじがみ)と産土神(うぶすながみ)との違いについて教えてください

 日本全国の神社には、さまざまな神さまが祀(まつ)られていすます。その中でも「氏神」と呼ばれる神さまは、とりわけ私たちの日常生活に関わりの深い神さまといえるでしょう。氏神とは、もともと古代社会において血縁的な関係にあった...

おみくじの凶(きょう)を引いたらどうすればいいですか

 おみくじは吉凶の占いであり、おみくじの中の歌により、今後の進み方を知ることもできることから、その時々年々の指針を決めることに使われます。ところで凶とは、占ったことが吉よりも勢いのないことを示します。しかし、たとえ大吉が...

厄年とはいくつのときなのでしょうか

 厄年とは特に気をつけなければならない年回りのことで、一般に男性は数え25歳・42歳・61歳、女性は数え19歳・33歳・37歳・61歳が「本厄」とされます。中でも男性の42歳、女性の33歳は万事を慎むべき「大厄」とされま...

方災除(方位除、方除)とはなんですか

 方位神(ほういじん)とは、九星から生じたもので、その神のいる方位に対して事を起こすと吉凶の作用をもたらすと考えられた神です。方位神は、それぞれの神に定められた規則に従って各方位を遊行するため、吉神のいる方角を吉方位とい...

八方塞がりとはなんですか

八方塞がりとは、九星占いで、自分の生まれ年の星が方位盤の中央に位置している状態をいいます。吉凶が激しく、一度悪い方に向かうと、よくないことが立て続けにおきる年のため、慎重な行動をしたほうが良いとされています。9年に一度巡...

厄除けや厄年での数え年ってなんですか

数え年(かぞえどし)とは、古い年齢の数え方の一つです。生まれたときを「1歳」とし、以降元日(1月1日)を迎えるごとに1歳年をとります。  数え年ですと、12月31日に出生した方は、出生時に1歳で、翌日(1月1日)に2歳と...

参拝の作法について教えてください

 まず鳥居をくぐる前に一揖(いちゆう)をします。 一揖とは、揖(浅いおじぎ)を一回することをいいます。 次に手水舎の水で両手を清めて、口をすすぎます。 神前に向かう道を参道といいますが、その中央は正中(せいちゅう)といわ...

手水(てみず)の作法について教えてください

 参拝するときには、まず鳥居の所で衣服を整え、軽く一礼してから境内(けいだい)に入ります。次に手水舎(てみずや)の水で両手を清め、口をすすぎます。 このことを「手水を使う」といいます。手水舎の水盤には、たいてい「洗心」と...