玉串拝礼を、正しくは「玉串を奉りて拝礼」といいます。改まった参拝や祈祷、祭典に参列したときなどには、神さまへ「玉串(榊(さかき)や杉などの常緑樹の小枝に、紙垂(しで)や木綿(ゆう)を付けたもの)」を奉って拝礼します。 ...
神さまを拝むとき、両方の手のひらを打ち合わせて鳴らすことを「かしわで」といいます。漢字で拍手、柏手と書きますが、これは拍(はく)の字が「柏(かしわ)」の字と混同されて用いられたことから生じた呼称ともいわれています。拍手...
神礼で家内安全や厄除、初宮、七五三などの祈祷を受ける際には、幣帛(へいはく:神さまに奉献する物)の代わりとして金銭をお供えします。 その金銭を、のし袋に入れてお供えする場合には、その袋の表に「初穂料」「玉串料」「奉納」...
祭典において、神さまをお招きする前に心身の罪穢(つみけがれ)を祓うこと、つまりお祓いのことを「修祓」といいます。まず神職が祓詞(はらえことば:神々の力によってさまざまの罪穢を祓い清めてもらうための祝詞)を秦上し、そのあ...
祭典時に、神さまへ奏上する言葉が「祝詞」です。祝詞は、万葉仮名で書かれていて、内容としては、まず神名と神徳をたたえてから、お祭りの趣意を申し上げ、そしてご加護をいただけるように祈るのが一般的です。祝詞の語源については、...
「神楽」とは、祭典のときに神前に奉納される「歌舞(かぶ:歌を伴う舞)」のことをいいます。神楽の起源は、神代の昔に天照大御神(あまてらすおおみかみ)が、天の岩戸(あまのいわと)へ籬もられたとき、大神さまをお慰めするために...
「祈祷」とは、「祈願」あるいは「祈念」ともいい、神さまのご加護をいただけるように願い求めるお祭りです。その内容は、人生の通過儀礼や年中行事に関わりのあることなど、実に多種多様であり、人それぞれの事情に応じても違ってきます...
木々のみなぎる生命力にあやかり、願い事がしっかり結ばれますようにとの祈りを込めて、人々はおみくじを木の枝に結びますが、その結ぶという行為そのものに、私たちの祖先は神秘的な力を信じていたのです。 そして、現在でもその伝統...
厄年の厄除けはいつ行けば良いのですか。というご質問ですが、これはいつでも結構です。数え年では正月に一つ年をとることから、正月にお受けになる方。昔は立春を正月としていたため、立春お受けになる方も多くいらっしゃいます。 気...
厄除や方位除(当社では八難除)の授与品である御神箸は普段のお食事にお使い下さい。箸は日本の食文化と大きなつながりもあり、日本人の食生活に大きな意義を持っております。 厄除ページもご覧下さい