秋の心得

なんだか、ぽかぽかな日和が続きますね。
年々冬が遠くなっている気がします。

さて、11月23日といえば「勤労感謝の日」ですね。
この祝日は「新嘗祭(にいなめさい)」というお祭りに由来しているというのは有名だと思います。
今年取れた新穀を神様にお供えし感謝を申し伝える、とても重要なお祭りです。

実は先月より、御垣内にある鳥居に稲穂がつるされております。
この稲束は「懸税(かけちから)」と申しまして、その年収穫された稲穂を束にして神様にご奉納いたします。
「懸」はかける・吊り下げる、「税」は昔税金はお米で払われていたためこのような漢字を書くそうです。
お守りなどの料金を「初穂料」と呼ぶのと同じような感じですね。

また、祈祷殿内では五穀をお供えしております。
御祈祷をお受けになった方はお気づきになった方もいらっしゃるのではないでしょうか。

この日の「いただきます」と「ごちそうさま」は、今年もたくさんのお恵みを頂けたことに感謝を込めた、より一層特別なあいさつにになるよう心がけてゆきましょう。

 

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今年も菊のご奉納がございました。
大きくてとても立派なお花がとても美しいです。

拝殿前にてご覧いただくことが可能でございます。
とても大切なお花ですので、お触れにならずにご覧くださいませ。

休日は七五三のお兄ちゃんお姉ちゃんで賑わっております。
子供様達に負けないように、皆様ご自愛の上お過ごしくださいませ。

~令和5年11月9日~