今回は職場体験でご奉仕してくださった学生さんをご紹介いたします。
初めての巫女体験で緊張カチコチの状態からスタート、職員の巫女からご作法を教わり境内のお掃除などを行います。

御朱印も自分で書いてみたり、実際の授与所に来て参拝者さんの対応をしたり、御祈祷を見学したり、学生さん大忙しです。

最終日には舞を披露するという大仕事を抱えているため、毎日数時間舞のお稽古を行っておりました。

動きを覚えて、まねて、細かな仕草の修正をしてまたまねて舞ってみて………
巫女舞は見た感じ難しくなさそうでも、一つ一つの動作が難しいのです。

職員の巫女たちも新人時代～現在まで試行錯誤して成長してきました。
そのプロセスを3日間に凝縮しているので…めちゃくちゃ頑張るほかありません。

迎えた最終日

保護者の皆様に見守られながら、今までの成果を神様にご覧いただきます。

緊張した面持ちでご神前へと立つ二人。
心の中で応援をする職員＆保護者の皆様。

曲が流れ、鈴の音が響き始めると…初日のカチコチはどこへやら、優雅な動作で舞うことができているではありませんか！
お二人ともとても意欲的に取り組んでくださり、頑張って吸収してきた結果です。

無事最後まで舞い終わり、3日間のご奉仕を終えました。

 

実はこの3日間で学びを得たのは学生さん達だけではありません。
教えるはずの職員が「教え方を学ぶ」という貴重な機会です。
毎年お正月は多くの助勤巫女さんにお手伝いいただいているので、この経験を活かせたらなと思います。

真剣に学んで頂いたおかげで教えがいがありました。
学生のお二人とも、この度は誠にありがとうございました。

 

ほんの少しでも「社会を怖がらなくても大丈夫なんだ」と感じてもらえたらなぁと思います。
社会に飛び立つときに、この経験を糧にしてくださるととても嬉しいです。

🌸✿令和6年7月16日✿🌸