夏越の大祓を斎行いたしました

昨日、6月28日に夏越の大祓を斎行いたしました。

朝から雨でしたが、神事の前には少し晴れ間ものぞきましたね。

コロナ流行のなか、三密を避けるため、

参列のかたの拝礼を少人数に区切り、神職と巫女がマスクを着用しての斎行となりました。

ご参列で長時間お待ちいただいた方、混雑緩和のため当日をさけてくださった皆様、深謝申し上げます。

さて、大祓についてご説明します

日本では古くから、人はただ生活しているだけで知らず知らずのうちに罪を犯し穢れていくと考えられてきました。

この積もった罪や汚れを人形(ひとがた)に移して、それを祓い清め、

清々しい気持ちで残りの半年を過ごす行事のことを指します。

大宝元年(七〇一年)の大宝律令によって正式に定められてより、

六月と十二月の年に二回、全国の神社で連綿と続けられております。

 

このご時世多くのご参列を賜ることは難しかったですが、

次の大祓のころには流行り病も終息していることを願ってやみません。

次の大祓は十二月、年越の大祓でございます。

令和2年6月29日