二礼二拍手一礼

おはようございます🌞

   「冬ですよ」と風が優しく告げる中、皆様いかがお過ごしでしょうか。                

当宮に御来宮頂いた際、お参りや大晦日に御参拝頂く御作法

 二礼二拍手一礼(にれいにはくしゅいちれい)起源について

ご紹介致します。

Q:二礼二拍手一礼はどのような御作法ですか?

A:二礼二拍手一礼とは、日本の神社で用いられる拝礼御作法のことを申します。

お辞儀を二度頂きました後、二度気持ちを込められ拍手をし、最後に一度お辞儀をして頂く御作法でございます。

Q:二礼二拍手一礼の御作法の始まりはいつですか?

A:こちらの御作法は明治8年に式部寮から頒布された官国幣社の祈年祭に関する事項を定めた『神社祭式』に、『再拝拍手』と記されたところから始まっていると言われております。

この『再拝拍手』から始まり、『再拝祝詞奏上再拝再拝祝詞奏上再拝二拍手、一拝』など、その時代や祭事を任された人物、定義付けした機関によって、新たな御作法の考案や改良が行われておりました。

また、明治40年には『神社祭式行事作法』が制定され

再拝二拍手押し合せ祝詞奏上押し合せ二拍手再拝」という形式になり、現在の「二礼二拍手一礼」の御作法よりも長い動作で作られた後、神社祭式行事作法に幾度かの改定がなされ、昭和23年に改訂された段階で二礼二拍手一礼が正式な御拝礼御作法となったと言われております。

🥜御参拝の豆知識🥜

お賽銭を納めて御参拝される際、

お金を投げ入れるお供え物を投げてお供えする

(土地の神様に対するお供えや祓いの意味があるとも言われております。)

ですので、自らのお気持ちの表現としてお供え頂き

また、お賽銭箱に投げ入れる際は丁寧な動作を心がけて頂ければと存じます。

さらに寒い日が続きますので、お身体にお気をつけてお過ごし下さいませ。

令和3年12月14日