オガタマノキ

2月中旬ですね!

春の訪れを感じる穏やかな日和が続くような今日この頃ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか?

2月といえば、梅の花が芽吹き可愛らしい花を咲かせますよね。

境内にも梅が植えてありますが、2月に咲く花は梅だけではございません。

当宮のお守りに「花すがた」というお守りがあるのをご存知でしょうか。

可愛らしいお花のお守りですが、お守りのモデルになった木が「オガタマノキ」と申しまして祈祷殿の隣に生えてございます。

漢字で書くと招霊木と書きまして、神霊をお招きし神様の依り代となるのだそうです。

 

一説には天照大御神様が天岩戸に御隠れになった時に天岩戸の前で舞を舞われた天鈿女命様が手にしていたという説もあるようです。

御神前にお供えする玉串として榊が自生しない地域では代用されたり、御神木として境内に植えられていたりしていることもあるそうです。

そんなオガタマノキですが、花言葉は「畏敬の念」。2月から4月頃にクリームっぽい可愛い花を咲かせます。

当宮のオガタマノキもお花が咲き始めておりまして、高い位置にぽつぽつと控えめに咲いております。

少し見にくい位置にありまして見るのが大変ですが、こんな花もあるのあなぁと感じていただけたら嬉しいです。

春の暖かさと冬の寒さで体調管理が大変ですが、皆様ご自愛くださいませ。

〇●令和3年2月17日●〇