月食といえば

皆さんこんにちは!

先月の5月26日はフルムーンの皆既月食が見られましたね。

阿佐谷では曇った空から少し様子を伺えたようです。

月食と言えばお月様が隠れてゆく様子のことを申しますが

日本の神様の中にはお月様を司る月読尊様(ツクヨミノミコト)を思い浮かばれる方もいらっしゃるのではないでしょうか?

神様の中でも月読尊様は謎がかなり多い神様です。

伊弉諾尊(イザナギノミコト)様が黄泉国から戻られて禊をされた際

天照大御神(アマテラスオオミカミ)様須佐之男命(スサノオノミコト)様と共にお生まれになった月読尊様。

右目を洗い清められた際にお生まれになりました。

後に伊弉諾尊様に夜之食国(ヨルノオスクニ)、夜を治める様にご委任されました。

古事記に書いてございます月読尊様の物語は上記の内容しか出てこない様です。

日本書紀ですと昼と夜がわかれた原因のお話が書かれておりますが、全体的にお話が少なくてとてもミステリアスな雰囲気がありますね。

先程のお話に名前が出てきました4柱の神様、皆様当宮でお祀りいたしております。

月読尊様はご神域である御垣内にて、真ん中のお社天照大御神様の右隣りにてお鎮まりになられております。

神様のバックストーリーをご理解頂いた上で御参拝頂くのも、違う一面が見えて楽しいと思います。

◇◆令和3年6月7日◆◇