厄払い

おはようございます。暑い日が続いておりますが皆様いかがお過ごしでしょうか。

当宮では八難除け、森羅万象すべての災難を取り除き運勢の巡りを良くする御祈祷を行っております。

その中でも厄年に当てはまるお年回りの方が多く来られます。

古来より厄年の年齢は、肉体的な変調をきたしやすく毎日を生活していくなかで転機を迎えやすく災難多く慎むべき年とされています。

ですので今年は厄年なので不安だと思われる方もいらっしゃると思いますが実は晴れの歳でもあります。

還暦(数えの61歳)の御歳も実は男性は厄年に当たる年となります。

厄年を迎えるという事は地域社会において一定の地位と役割を持つ事を意味し神社のお祭り、神輿担ぎなど神事に多く携わる事を意味していたそうです。

そのため身も心も清浄に保つ物忌に服する必要がありました。

厄年の厄という言葉は神様にお仕えする役の意味を持ち役年の意味でも使われていたそうですよ。

最近では慎むべき年といった認識が強いですが、厄年は役割を持つ事の出来る重要な人生儀礼の歳ともいえますね。

ですので、重要な役を担う年という意味でも万全な形で役割を果たせます様清らかな気持ちで生活していきたいですね。

皆様の御来宮を心よりおまちしております。

 

令和3年6月14日