こんにちは!
二十四節気が小暑から大暑へと向かう今日この頃、非常に暑い日が続いていますね。
皆様いかがお過ごしでしょうか?
当宮は大きな木が境内を囲むように生えておりますので、時間帯によっては木陰で涼むこともできます。
御参拝される際は無理をなさらず、適度に休息をお取りください🎐
さて、今回はそんな境内について記したいと思います。
当宮の大鳥居をくぐり進むと、瑞祥門の左手に小さなお社がございます。
こちらは猿田彦大神様をお祀りしているお社です。
猿田彦大神様は道開き・道案内の神様であるため、参道が二手に分かれるあたりにお社が建っております。
そして階段を上り瑞祥門をくぐり進むと、当宮で最も大きなお社に行き着きます。
天照大御神様をお祀りしているお社でございます。
言わずと知れた、最高位の神様でいらっしゃいますね。
その左右のお社に、月読命様と須佐之男命様をそれぞれお祀りしております。
天照大御神様・月読命様・須佐之男命様の三柱の神様は “三貴神” と呼ばれ、八百万の神様達の中でも特に貴い神として崇められています。
そしてその三社の手前、絵馬掛所のお隣のお社 “元宮” には、伊弉諾尊様と伊弉冉尊様、日本武尊様をお祀りしております。
ここにお祀りしているのは、三貴神の生みの親である神様と、当宮建立の由緒に深く関わりのある神様です。
以上の三貴神、そして元宮にお祀りしている三柱の神様は、境内で数段高い位置に居られます。
これは、より貴いということを示すため門前に階段を設け、数段高い位置にお社を建立したのです。
おさらいしますと、大鳥居をくぐり進むと、参道の分岐点に猿田彦大神様、数段上がった所に三貴神と伊弉諾尊様・伊弉冉尊様、そして日本武尊様がお祀りされているという形になります。
御祭神は意識すれどそのお社の配置についてまでは考えたことがなかったので、各々の持つ意味がとても新鮮に感じますね。
御来宮の折には是非、お社の位置も意識しながら御参拝頂くと、一層感慨深いものがあるかと存じます。
皆様の御来宮を心よりお待ちしております。
令和3年7月19日