こんにちは!
先日20日に、二十四節気は大寒を迎えました。
大寒は二十四節気の最後に当たる節気で、これを過ぎると待ちに待った春、立春がやってきます🌸
長かった冬も、もうあと少しですね❄
大寒の初日に採れた鶏卵は「大寒卵」と呼ばれ、金運や健康運が上昇する縁起物といわれています🥚
そして卵を産む鶏自体も、その鳴き声で朝を告げることから、“光を呼び込む鳥” として縁起が良いとされています🐓
この鶏、当宮でお祀りしている太陽の神様、天照大神様の神話にも登場するのですが、ご存知でしょうか?
須佐之男命様の乱暴な行動に天照大神様がお怒りになり、天岩戸に隠れてしまったとき、世界は暗闇に包まれてしまいます☁
ここで天照大神様を呼び戻すべく用いられたのが鶏です。
天岩戸の前で長鳴鳥(長い鳴き声が特徴の鶏)を鳴かせ、天宇受売命(アメノウズメノミコト)様が踊りを披露し、その賑やかさを不思議に思った天照大神様が天岩戸から顔を出します。
そして身を乗り出したところを、天手力男命(アメノタヂカラノオノミコト)様に引っ張られ、世界に明るさが戻るのです🌞
身近な動物にも神様との繋がりがあると知ると、いっそう大事にしようと思えますね。
大寒卵をはじめとした様々な季節の栄養を摂り入れて、残りの寒さを乗り切りましょう🍲
ー令和4年1月24日ー