梅雨の訪れとグリーンマーケット

こんにちは!例年より少し遅れて関東も梅雨に入りましたね。梅雨らしくない日が続きますが、前回に引き続き「雨」にまつわる話をいくつかご紹介させてください。

梅雨』という言葉はもともと中国から伝わり、梅の実が熟す時期と雨の季節が重なることから「梅」の字が使われたとされています。また、植物の葉にたくさんの露(つゆ)がつく風景から「つゆ」と呼ぶようになったそうです。ジメジメしてあまり好まれない梅雨ですが日本には雨を表す美しい日本語がたくさんあります。

翠雨(すいう)…草木の青葉に降る雨。

慈雨(じう)…ふさわしい時期に、降って欲しい量だけ降る雨のこと。作物の成長に都合が良い雨のことで、恵みの雨と呼ばれることも多い。

当宮の境内にも様々な草木や花が咲いており、雨が降ると恵みの雨だと感じることが多いです。「紫陽花」だけでなく「ビヨウヤナギ」も雨の中、美しく咲いております。ぜひ、翠雨が降り青葉が一層鮮やかに見える様子を楽しんで頂ければと思います。

そして、14日と15日の2日間、当宮ではグリーンマーケットを開催致しました!

様々な花や植木が境内を美しく彩っており、いつもと違う新鮮な気持ちになります。この植物はすべて杉並区で栽培されたものです。こんなに多くの種類を全て杉並区で育てているなんて凄いですね!

花だけでなく野菜も売っており、たくさんの人々で賑わっていました。

また、月末の28日には「夏越の大祓」を執り行います。大祓とは半年の穢れをお祓いし、残り半年の無病息災を祈願する神事のことです。それに伴い社務所では14日より、限定の書入れ御朱印を行っております。皆様のお越しを心よりお待ちしております。

 

☂令和7年6月17日☂