三方と折敷

こんにちは!

早いもので、八月も終わりを迎えようとしています。

皆様いかがお過ごしでしょうか?

当宮で御祈祷をお受けになられた方の中には、こちらの神具を見た事がある方もいらっしゃるかもしれません。

こちらは「三方(さんぼう)」と呼ばれ、御供物や御札を載せる台として用いられる神具でございます。

お正月に鏡餅を載せる台として認知されている方も多いかもしれませんね🍊

三方は、上部の平たい部位「折敷(おしき)」と、下部の脚となる部位「筒胴(つつどう)」とが合わさって出来ています。

そして筒胴に開いた穴を「刳形(くりがた)」と呼びます。

当宮で神事の際などに用いられる三方は筒胴が丸いものと四角いものがございますが、どちらも紙を一枚敷き、その上にお供物やお札などを乗せて置きます。

また、折敷は単体で用いる事も多くございます。

当宮では授与所や御祈祷の待合室などで使用しております。

ここに筒胴がつくと「三方」と呼ばれるようになるのですね💡

御来宮の際は是非、この三方と折敷を探してみてください。

暑い日が続きますが、お身体ご自愛くださいませ。

令和3年8月30日